Rose Diary

Twitter - Rose@Rose1985_Rose

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Nadja Auermann by Juergen Teller

Sky Ferreira by Ellen Von Unwerth

死者と共にある

生きている人間が幽霊という存在を信じていることと死者と共にあるということとは、少し違うようで似ています。建築家の隈 研吾は、3・11東日本大震災を経て、「宗教建築を建てたい」と思ったのだそうです。「死」ということを思い出させてくれる建築のこと…

Diary 10

今の私にとって、日記のノートに書くことは、自分自身と向き合うことであり、1つの流れを生み出すことだ。少し疲れているけれど、大丈夫。日記を書くことは、愛する者を抱き締める感覚に、似ているような気がする。 ・・・ お風呂に入って、湯船の中で、手を…

Circus

サーカスとは、魅力的な場所だと私は思います。子供の頃に、サーカスを見に行った記憶もあります。踊り子の綱渡りに、動物が火の輪をくぐり抜けるアトラクション。ピエロの楽しい演技。観客の拍手喝采!Georges Seuratの絵画である“Le cirque”も、見ていて楽…

Diary 9

これは、私の叫びの声だ。私は、自己の美を強調して見せつけようとは思わない。外見に磨きをかけて、他人を魅了する?とんでもない。そんなにも生まれ持って美しかったら、女優やモデルでも目指していただろう。誰しもが、見かけだけの美しさを顕示しようと…

Diary 8

温かいミルク・ティーを飲んだ。柔らかい言葉と感覚が満ち溢れるのを感じる。疲れは癒されて、日記のノートの内容とも、親密になるのを感じる。一見冷たい他人など、お構いなしだ。私自身の持ち得る独特でいて、不可思議な世界が拡がる。とっても、ゆったり…

素晴らしい「自由」

私は、自由を愛しています。自由は私を解放するから。拘束された生き方など、あり得ません。人間は皆誰しもが、束縛を受けずに、自由の名に向かって前進して行く希望を持つべきだと、私は思います。他人の定めた掟は、例えそれが正しくても正しくなくても、…

「死」について

人々は、生きている限り、死を待っています。誰でも怖ろしいと感じる死。しかし、生を持っているからには死をも受け入れて生きていこうと私は思うのです。夜の中で眠ることと、死とは似ているような気がします。生き方の中にも死の概念があります。よく生き…

Diary 7

今だからこそ、音楽を思いっ切り浴びるのだ!「音楽のように、獰猛になりたい。」そんな想いで、私は歩いた。でも、部屋に帰って来てから感じるのは、「優しさ」が音楽にはあるということだ。優しくて美しい世界を手に入れたい。羨望を浴びるために、躍起に…

Diary 6

最近は…、昨日の夜もそうだった、「時間」そのものを退屈だと感じていた。私の人生を豊かで面白くするものは何?それはおそらく、他者との関係性や愛ではないのだろうか。シュールレアリスムのような愛だ。私は愛する者たちのために、内面を増幅させて成長さ…

「孤独」の持つ豊かさ

独りでいることは、まず寂しいことだと、人は思うことでしょう。私はそうでもありません。孤独の中で、様々な体験をして、自分自身を成長させていっています。自分の可能性を感じるには、孤独の時間とは、私にとってもってこいなのです。 “けれども、私たち…

“東京物語”('53)

笠 智衆演じる周吾と東山 千榮子演じるとみの2人が尾道から、息子や娘の住む東京へ赴く話が、この映画の内容です。東京を彷徨う周吾ととみの姿には、どこか哀愁が漂っているように感じられます。周吾ととみが尾道へ帰った後で、とみが危篤で倒れます。息子や…

「日記を書く」ということ

私は日記を書いています。その日にしたことや起こったこと、思ったこと、感じたことについて書きます。聴いた音楽、食べた物とかも。苦しみや悩みについて、書く日もあります。振り返って、過去の日記を読んでみると、そんなことを考えていたのか!という発…

Serge Gainsbourg by William Klein

Juana Molina

1. Eras 2. ¿Quién?(Suite) 3. Cosoco アルゼンチン出身の女性シンガー・ソングライターであるJuana Molina。彼女の作り出す音響は、独創的で優しく人々を魅了します。元々からコメディエンヌであったことも、彼女のユーモアに溢れる音楽に影響しているの…

“Let me go”(Philip Selway)('17)

RadioheadのドラマーであるPhilip Selwayが、映画“Let me go”のために手掛けたオリジナル・サウンドトラックです。美しくも不穏な“Helga's theme”。“Wide open”や“Walk”、“Let me go”のような歌の入った楽曲も、なかなかメロディアスで聴き所です。

“Last days”('05)

Gus Van Sant監督が、今は亡きNirvanaのボーカルであったKurt Cobainの亡くなる前の最後の数日間に着想を得て、架空の物語として作ったのがこの映画です。Michael Pittが演じるブレイクは、そのKurt Cobainのような役柄になっています。彼は彷徨い、孤独や人…

Diary 5

この現代の世界において、彼は王様で彼女は女王様…。皆が、エゴとプライドを掲げて生きている。それを私は垣間見る。悲しいことだと思う。個々は分断されて、世界は人間同士のエゴのぶつかり合い。皆それぞれが、繊細になって、自分自身を維持し始めた。私は…

Lily McMenamy by Ellen Von Unwerth

Lily McMenamy by Juergen Teller

“Photographs”(Karen Kilimnik)

Kurt Cobain by Elizabeth Peyton

Liam Gallagher by Elizabeth Peyton

“Tristan and Isolde”(Elizabeth Peyton)

“Tinsel and lights”(Tracey Thorn)('12)

Tracey Thornのこのアルバムは、クリスマスや冬をコンセプトにしたアルバムです。オリジナル曲にカバーの曲が、コンセプト通りに連なります。Tracey Thornの低くて温かい歌声に、ピアノやギター、ストリングスの鳴る、心落ち着いてキラキラと輝くサウンド。…

Morning

朝の新鮮な空気が伝わってくる。キラキラと輝く太陽の光。それは、悦ばしい。眠って起きて、生まれ変わったかのような気分に浸る。朝の風を感じ取り、空気を思いっ切り吸い込む。とっても心地よい。私自身は、みちがえったかのように生き生きしているのを感…

Diary 4

私の元に、与えられる愛は存在しないのかもしれない。でも、私にだって世界に愛を与えることはできるのかもしれない。私からの善意に満ちた愛を。それに、与えられる愛についてだって、本当は感じ取ることができるのだ。空気や風がその愛を伝えてくれている…