Rose Diary

Twitter - Rose@Rose1985_Rose

Diary 19

最近は、周りの人と自分自身とを比較して、「私って、何もできない無能な人間なのだろうか」と思い、落ち込むことが多くなった。無能な私はそれらしく生きるしかない。やるせない気持ち。物凄いフラストレーション。 ・・・ 私には、私のささやかな生活があ…

永遠の祈り

私は、この世界の中で弱く貧しく生きている人たちに何らかの救済がないものかと、何度も考え、祈るような気持ちになることがあります。祈るだけじゃ何にもならないとか、具体的なことをした方がいいのかもしれないと思うこともあったのですが、鈴木 大拙の本…

Diary 18

私は日記に向かって、呼びかける。あなたこそ、私の青い鳥!幸せはこんな所にあったのね、と。今まで本当にたくさんの日記を書いてきたけれど、日記の大切さに私は全く気付いていなかった。今となっては、日記のノートに向かうことが、私に人生の甘美さを教…

“Les cent et une nuits”('94)

シネマ誕生100年を記念して、Agnès Varda監督が制作した映画です。映画を学ぶ女学生カミーユは、100歳になる老人シネマ氏に雇われて、101日間映画の話をすることになりました。この映画の中では、様々な映画についての話題が出てきて、名優が登場してきます…

Sadness

悲しみや鬱をたたえていてもいいではないか、と思えてくる。昨日の私は、あんまり悩んでいなかった。だから、少し気分が重かったり苦悩しているぐらいの方が、私にとって丁度いい。 ・・・ 私はついに過去に抱き続けてきた悲しみや鬱屈とした思いをモノにし…

Ghosts

私の傍らには、幽霊の存在がいる。誰も信じてはくれないけれど。私についてまわるのは、人間の存在。でも、時々人間が嫌になる。私は「人間らしく」、ここまで何とかやってきた。そこそこマトモに見てもらおうと、少し意地を張ってきたのかもしれない。スー…

Tarot 3

2018年10月の私自身と、そして世の中の運勢をタロット・カードで占ってみました。 ・・・ まずは、私の運勢。「Justice(正義)」の正位置のカードで、「バランスの取れた優雅な生活を送ることができる」と出ました。健康面では、「The sun(太陽)」の正位…

Cosmos

Diary 17

多幸感や酔いから覚めて、私は落ち着きを取り戻そうとしている。苦悩や幸福のあわいにいる。舞い上がった花びらが地面に落ちたかのような状態だ。 ・・・ 少し興奮を伴っていたのかもしれない。自身に内省の考えを加える。私は、温和になり、穏やかになろう…

My treasure, dream, I'm happy

私は、失くした宝物を見つけ出したような気持ちに1人で踊っていた。その宝物はキラキラと輝いているのだろう。若い頃の瑞々しさがよみがえってきているのだ。私は目覚めて、自分の生の奔放さを感じている。 ・・・ 甘い夢に浸る。人生の中に、ぬくもりと幸せ…

Diary 16

自分の悪い所ばかり見ても、始まらない。良い部分はあるハズだから…。そこを伸ばしていくようにしよう。(でも、良い部分ってなかなか見つからない。) ・・・ 良い部分…、あった。「まだしぶとく生きている」。 ・・・ 人間として、もっと巧みになりたい。…

“La lettre”('99)

この映画の原作小説は、Madame de Lafayetteの書いた17世紀の古典恋愛小説“La princesse de Clèves”です。時代が現代のパリに置き換えられて、映画の物語となっています。演奏会で、カトリーヌ(Chiara Mastroianni)は母親の友人から医者のクレーヴを紹介さ…

Diary 15

私が必要としていることは、救済だった。私は、赦しを求めていた。 ・・・ 私は、「本当に生きようと」しているのかもしれない。でも、まだまだ軌道に乗っていない。自分なりに、思いっ切り生きたい。 ・・・ 私の神経は、いつも怯えて震えている。毎日とい…

“La sentinelle”('92)

冷戦の末期、外交官の父親が赴任していた旧西ドイツのボンからパリへと向かった法医学の研修生であるマチアス。列車の中で、税関検査のためにマチアスは身柄を一時拘束されますが、無事に解放されます。そして、パリに到着して、マチアスはスーツケースの中…

“Red lovers”(Camille Vivier)

Diary 14

私はいつも行き詰まっている。私の目の前には壁がある。乗り越えたいけれど、その壁を乗り越えることはできない…。頭が痛い。 ・・・ 私はスランプの状態である。頭の中や心の中が混乱している。 ・・・ 何もかも訳がわからなくなって、嫌になった。冴えなく…

Carol Rama

私が最近知った女性のアーティスト、Carol Rama。彼女の表現は、性的に切実なほどの過激さを絵にすることで滲み出させています。女性の奥底に潜むセクシュアリティな心理を、ここまでもかと思うぐらいに、彼女は描き切っています。

“Die sehnsucht der Veronika Voss”('82)

ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才、Rainer Werner Fassbinder監督による1982年の映画“Die sehnsecht der Veronika Voss”。1950年代、ナチ時代のスター女優ヴェロニカは、スポーツ記者のロベルトと偶然に出会います。何年間も映画での役柄のない落ちぶれてい…

Diary 13

私は病める花。そして、私は危うくて脆い存在。私は復讐者。狂気じみた敗北者。私は痛みを抱えている。 ・・・ 私は孤独ながらも、音楽や文学を愛していた。気が付いたら、彼からの愛が私の傍らにあった。現実にのしかかる憂鬱と闘うために私は生きてきた。…

“Love streams”('84)

サラ: 愛は流れです 絶えず流れ止まることはない 離婚してロサンゼルスの屋敷で複数の若い女たちと暮らしている作家のロバート(John Cassavetes)。夫のジャックと離婚協議中のサラ(Gena Rowlands)。サラは娘のデビーに同居を拒否されてしまい、ショック…

Diary 12

ありふれた「愛」という言葉によって、今の私は救われる。それに感動を覚えてしまって、涙さえ出そうになる。愛が希望へと導く私の人生を思い浮かべる。頑なだった私の氷の心は、他者から与えられる愛を私が受け止めることによって溶かされるのだ。繊細にな…

“Paterson”('16)

この映画の物語は、パターソン市に住むパターソンという名の青年の、月曜日から次の週の月曜日までの1週間の物語です。パターソンは、愛する女性のローラとブルドッグのマーヴィンと一緒に暮らしています。朝はパターソンは主にベッドの上に居て、夜中は主に…

Cherry blossom

“Personal shopper”('16)

Kristen Stewart演じるモウリーンは、忙しいセレブに代わって服やアクセサリーを買い付ける「パーソナル・ショッパー」の仕事をパリでしています。モウリーンは、亡くなった双子の兄のルイスの幽霊が出るのを感じ取っていました。女性のエクトプラズムも垣間…

中谷宇吉郎雪の科学館

石川県西田幾多郎記念哲学館

Kanazawa

“Le bonheur”('65)

フランソワとテレーズの夫婦は、子供たちと過ごして満ち足りた日々を送っていました。フランソワは電話をかけに立ち寄った郵便局でエミリという娘に出会い、彼女と恋に落ちます。フランソワはエミリのことも愛しているけれど、妻であるテレーズのこともとて…

“Dalla nube alla resistenza”('79)

Danière HuilletとJean-Marie Straub監督によるこの映画は、イタリアの作家Cesare Paveseの作品である“Dialoghi con Leucò(レウコとの対話)”と“La luna e i falò(月とかがり火)”を基にしています。映画は第1部と第2部に分かれていて、第1部は“Dialoghi c…

Tarot 2

2018年の世の中の運勢について、タロット・カードで占いました。しかし、私なんかがタロット・カードめくりをして占ったことが、このブログの記事を見た世の中の人全てに当てはまっている、と言う気は全くありません。ただ、私自身と世の中とが接点を持って…